胃腸の環境を整えて太る
痩せすぎで太れない人の多くは胃腸が弱いと言われています。
ご存知のように胃腸は食べた物を消化吸収する器官で、生命維持に無くてはならない組織ですよね。
その消化吸収する力が低下していてはどれだけ食べても太れないのは当たり前で、太るためにはまず、胃腸の働きを正常化させる必要があります。
ただし、胃腸に病が隠れている場合は栄養云々という話ではないので、まずは専門医に診てもらって治すことが優先されます。
たとえば以下のような場合です
●慢性的なストレスや、アルコール、喫煙など、胃潰瘍や胃炎、腸炎になっている。
●ピロリ菌で胃潰瘍になっている
など
こういったことに心当たりがある人は病院に行ってください。
これ以外の人は、まずは食事内容を見直す必要があります。
太りたいがために肉やご飯ばかりをたくさん食べても胃腸が受け付けないので消化不良を起こして下痢になることがあるのです。
まずは胃腸を労わる食事を摂ることから始めて、栄養素をフォローするという考え方でサプリメントを摂るというのもアリです。
すぐにでも太りたい気持ちは分かりますが、胃腸環境を整えるには時間がかかりますから、慌てずに少しずつ栄養補給を考えていきましょう。
軽い運動で胃腸を整える
胃腸を整えるには運動が欠かせません。
運動不足は胃腸の働きを低下させ、ただでさえ弱った胃腸がさらに吸収力を低下させてしまうからです。
また胃腸が弱い人はたいていが内臓全体が下がっています。
これは腹筋をはじめとした内臓を支える筋肉が弱く、支える力が無いからです。
なのでまずは内臓を支える筋肉を鍛える必要があります。
かといっていきなり激しい運動は禁物です。
痩せすぎている人がいきなりハードな運動をするのは怪我の元だからです。
まずはウォーキングなどの軽い運動から始めましょう。
ウォーキングで腹筋は鍛えられるの?
と疑問を感じるかもしれませんが、意外と腹筋を使う運動なんですよ。
また日光を浴びながらのウォーキングはストレスの解消にもなり精神衛生上の観点から見れば胃腸の改善にも繋がります。
軽い運動は太るために必要な行動であるとお考えください。