痩せすぎは長生きできない
一昔前までは痩せている方が太っているよりも長生きできると言われていましたよね。
たしかに「メタボ」という言葉が頻繁に聞かれるようになってから、皆が「痩せなければヤバイ」とばかりにダイエットに走っています。
また、見た目重視とばかりにダイエットで痩せることがある意味ステイタスになっているのかもしれません。
ところが、最近の医学的見地からすると痩せすぎはかえって早死にのリスクが高まると言われています。
というのも、最近では若者の栄養摂取量が終戦直後の数値とあまり変わらないことが報告されているからです。
ちなみに最も長生きするのは小太りの人なんだそうです。
それがある調査によって証明されているのです。
5万人の男女のを対象に余命を調査
ある大学の研究チームが40〜79歳の男女約45000人を対象に体型と余命に関する調査をしたところ、その後の調査でBMI値が25〜30の人が最も長生きだったことが分かったというのです。
標準のBMI値は22とされていますから間違いなく太っていることになりますよね。
ちなみにBMI値が25〜30というと日本肥満学会の判定基準(成人)では肥満度は最も軽い1度とされています。
身長が160cmだと体重は64〜76となります。
身長が170cmなら体重は73〜86となります。
この数字を見るとけっこう太っていたほうが長生きしているんですね。
今までメタボの危険性が言われてきたのは何だったのでしょうか?
現在の私が身長170cmで体重が62kgですからとてもではないですがここまで太るのは大変なことです。
参考にBMI値の計算式を書いておきますね。
BMI= 体重kg ÷ (身長m)2
あなたの数値を当てはめてみてください。
18.5未満だと痩せすぎの範囲になってしまうそうです。
長生きするためにも今から太れるように頑張ってみたほうが良さそうです。